万葉集に詠われた植物

万葉の森公園

あしび(馬酔木・馬酔・安之妣・安之婢)

ツツジ科アセビ属アセビ
花の見ごろ:3月〜6月
ツツジ科の常緑低木。葉には毒があり、馬が食べると麻痺するので、馬酔木と書きます。
磯の上の 生ふる馬醉木を 手折らめど 見すべき君が ありと言はなくに 大來皇女(巻2−166)

大意:アセビの花がきれいに咲いているので、折って見せてあげたいのですが、もうあなたはいないんですね。