万葉集に詠われた植物

万葉の森公園

すすき(薄・為酎木・須々伎・須々吉・須為木・須珠寸・須酒伎・為々木・為酢木)

イネ科ススキ属ススキ
花の見ごろ:8月〜10月
万葉集には、ススキとして詠われている17首のほかに、カヤが10首、オバナが19首もあります。
婦負(めひ)の野の 薄おしなべ 降る雪に 屋戸借る今日し 悲しく思ほゆ 高市黒人(巻17−4016)

大意:富山の婦負のススキ野原に吹きつける雪を避ける宿を借りるために歩き続けるのは、なんとも悲しいことです。