万葉集に詠われた植物

万葉の森公園

つきくさ(鴨頭草・月草)

ツユクサ科ツユクサ属ツユクサ
花の見ごろ:6月〜10月
花から採った染料がよく染め付きやすいところから、「つき草」と呼ばれました。朝、花を開きますが、日中にはしぼみ、朝露に濡れて咲くところから「露草」と名付けられました。
百に千に 人は言ふとも 鴨頭草の 移ろふ情(こころ) われ持ためやも 作者未詳(巻12−3059)

大意:あれやこれやと他人は噂をしますが、私の気持ちはそんな変わりやすいものではありません。