万葉集に詠われた植物

万葉の森公園

やまぶき(山振・夜麻夫伎・夜麻夫枳・夜万夫吉・也麻夫伎・山吹)

バラ科ヤマブキ属ヤマブキ
花の見ごろ:4月
八重のヤマブキは実がなりませんが、一重のヤマブキは結実します。文字通り「山吹色」の黄色い鮮やかな色の花です。
山振(やまぶき)の 立ちよそひたる 山清水 酌みに行かめど 道の知らなく 高市皇子(巻2−158)

大意:ヤマブキがきれいに咲いている山に水を汲みに行こうと思いますが、道が分かりません。